切れる直前が打ちやすい?

食レポ番組で、漁船で釣った魚を船上で捌いて食べるシーンをよく観ませんか?

「わっ新鮮で美味しい〜〜〜」っ

でもある日、ラジオだったか?

「本当は釣ったばかりの魚はあまり美味しく無い」

えっそうなの⁉︎

お魚の種類や、釣り方にもよるらしいのだが、しばらく経過してからの方が旨味成分が出てきて万人が美味しいと感じるようです、

テニスでも⁉︎

『張りたては打ちにくい』

そう思ったことありませんか?

「切れる直前が一番打ちやすいんだよね〜」

このセリフを何十年も聞いてきましたけど、そんな筈はないと、無意識に聞き流してきました(笑)

でも冷静に考えればソレはその筈、

ガットは張った直後から使わなくても緩んでいきます、

でもある一定まで緩むとそこからは緩みが鈍化します、

ここがポイント!

このちょっと緩んで、それ以上緩みにくいコンディションになってから長時間使うので、我々の様な一般プレーヤーはこの感覚に馴染んでいくのです、

もしかしたら張り上がって、数日寝かせておいたラケットの方が打ちやすいかもしれない、

張たてが一番打ちやすいなら、それ以後はどんどん打ち難くなるハズですが、そんな事はないですよね?

ストリングマネジメントには、そんな思考も取り入れてみてください、

ただ打ちやすいと思うのは主観です、切れる寸前の劣化したガットではボールのスピードや威力は減衰しているので、客観的に観察する目も持ちましょうね。

緩みむスピードは張る人の技術が大きく影響するので、皆様が良いストリンガーと出会える事を祈っています。

西山克久

通販張り替えサービス


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