「プロが履いていても厚すぎるテニスソックスがどうしても良いとは思えない」究極のソックスは極薄、力は使わない極意。

足と身体とシューズのことを突き詰めていくと、どうしてもソックスに思いが強くなります。

人はそれぞれ足の形が近いますから、どんなに素晴らしいシューズでも既製品である限り100%のフィット性を実現することは難しい。

その限界を埋めてくれるのが究極のソックス開発なのです。

「ウチ、シューズ以上にソックスの方が自信あるんです。」とは、以前お付き合いのあったアシックスの中の人。控えめに語ってくれたその一言が印象的で、ずーっと頭の片隅に残っていました。

テニスに限らずスポーツで使うためのソックスの役割は、シューズと足の隙間を埋めること。快適性を保ちつつも足がシューズの中で動かなければ、筋肉が疲れずに走り続けることができるのです。

そんな中シューズの相談でご来店のお客様から「プロの選手も履いている分厚いソックスがどうしても良いとは思えない」とご意見を頂戴しました。

その疑問は正しいのです。トッププロがそうしているからと言ってそれが正しいとは限らない。

二足で不安定に立つ人間が、歩き走る為にある機能が備わっています。

それが床反力(地面反力)の利用すること。

足が地面を押すと地面が足に反発力を与える。その力を利用して人は歩き、走ることができるのです。

必要以上に分厚いソックスを履いてしまうと、その床反力を恩恵を受けにくくなりますので、足のフィーリングは気持ちが良いかもしれませんが、パフォーマンスが落ちる分余分な身体の動きや筋力を使うことで無意識にカバーする様になります、これも人間の機能ですが、正直勿体ない。

例えばシューズを履いて10km全力マラソン、
1、砂浜を走る。
2、アスファルトの道を走る。

どちらが疲れるでしょう?

答えは砂浜ですよね?

砂浜は柔らかく反発力が受け難いから走る為に筋肉に負担がかかるのです。

ソックスは薄目が理想です。

ただし!ちゃんとサイズを計測して正しサイズで正しい性能のシューズを履いていることが大前提となります。

足のサイズより大きめのシューズを履いている人がテニスでは多く(トップ選手もそうかも)、足とシューズのズレを埋める為に厚手のソックスや重ねて履くプレーヤーが多いのでしょう。

昔からの習慣が変わっていないだけなので、正しい知識が広まるにつれて変化していくと思います。

私が今年一番感動した商品はこのソックスです。
アシックスが開発したプロパッドソックス
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イイとは聞いていましたがここまで凄いとは思いませんでした。

初めて履いた時はびっくりしますよ!薄くて

テニスをするともう一度ビックリします。

プロパッドソックスを履いて足がシューズの中で動いて不快な場合は、シューズのサイズ選びが間違っている可能性が高いので足とシューズに詳しい人を見つけて相談してください。

隙間を科学する
アシックス(asics)プロパッド(PRO-PAD)スーパーベリーショートソックス 男女兼用
9622_2

ラフィノ船橋店で購入できますが、時々売り切れている時があるので、すぐ欲しい方はお取り置き可能です。
22cm〜
24cm〜
26cm〜

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「力を使わずに力を出す!」

ラフィノ西山克久(船橋店)


「プロが履いていても厚すぎるテニスソックスがどうしても良いとは思えない」究極のソックスは極薄、力は使わない極意。」への2件のフィードバック

  1. 今迄厚手の靴下しか履いてません。

  2. 是非履いて見たい。