伸びるランニング業界、伸び悩むテニス業界に視点の違い。

カスタムインソールをお作りしたご夫婦、

ご主人のインソールを製作している間、奥様が食い入る様にある雑誌を読んでいました、

ランニングの市場がテニスの何倍にも成長した理由が判る気がします。

協会もメーカーもメディアも、テニスとランニングでは視点違う、

来週の日曜日は臨時休業を頂き手賀沼エコマラソンに出場します、今年でこの大会10回目なんです!

10年ほど前にランニングに興味を持ったのは、当時から急激に伸びていたランニング業界に飛び込んで学ぼうと思ったからなんです。

テニスとの違いに驚きと感動の連続でした。

最も感じたのは応援のチカラです、

それは一度だけ走った東京マラソンでも強く感じました、

3万人が走るスタートラインでは、銀メダリストの有森裕子さんが、身を乗り出して腕を振り声を枯らして走り出していく我々を応援してくれていました「いってらっしゃい!がんばれー」、

はじめてのフルマラソンで緊張もしていたし恐怖もあったので、有森さんの応援で勇気が湧いていました。

その後もっと信じられないことに、なんでもない普通の給水ポイントで、金メダリストの高橋尚子さんがランナーにバナナを配っていました。

「がんばって👍」って声をかけて頂き、苦しみも足の痛みも忘れてしまいました。

ランニング業界って割とこんなことが普通らしいです。

それがロードもトレイルランニングも同じ様な雰囲気を持っているでしょう、

テニスにはテニスの楽しみがありますが、日本のメディアから出てくる情報はエリート選手への賛美やジュニア選手を世界に出す為の育成話題が益々多くなって来ている様に感じます。

そう言う意味で視点が違う様に感じます。

プロ選手を育成して世界活躍すれば、テニスに興味を持つ人が増える、トップダウン的な考えはそろそろ古いのかもしれません、

「まぁテニス人口を増やす為に」ってのはただの方便なのかもしれませんが….

あくまで西山の個人的な意見です。

ちなみに
日本のテニス用品市場はラケットやシューズやアパレル全部合わせて500億円ほど、対してランニング市場はランニングシューズだけで1200億程、ビックリ‼️

広く公平な土台がエリート選手の土台となるとなれば、考えも視点も変わりそうなモノです。

世界のランニングシューズ市場で1位2位を争うアシックスが良いテニスシューズを作ることが出来るのは、そんな背景もあるのかもしれません。

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伸びるランニング業界、伸び悩むテニス業界に視点の違い。」への2件のフィードバック

  1. まあ、テニス側は、まずは道具を大事にするところからでしょうね。

    売る側からすると、粗末にしてくれた方が買い替えが進んでいいんでしょうが。。。

  2. 西山 克久

    大切に使ってほしいです。