日別アーカイブ: 2025年11月3日

オーダーメイドシューズの落とし穴

結論から言います。
オーダーメイドシューズはおすすめしません。

「え?でもプロのテニス選手って、オーダーでシューズ作ってるんじゃないの?」
そう思う方もいるでしょう。
たしかに、一部のトップ選手には特注モデルがあるかもしれません。

足に合わせることが正解とは限らない

足に悩みを抱えている人ほど、
「自分の足に合う靴がない」
「オーダーで作れば解決できるはず」
と考えがちです。

でも、実際に私のところに相談に来られる方の中には、
「オーダーメイドで作ったけど、全然良くならなかった」
という方が驚くほど多いんです。

原因は“足の変形”

多くの場合、原因は足の変形です。
つまり、「足に合わせる」という発想そのものが間違い。

変形して不健康な足型に靴を合わせたら、
ますます足は広がり、下半身のトラブルを招くリスクが高まります。

それはオーダーメイドではなく、
“今の崩れた状態を固定する”靴になってしまうんです。

「オーダーメイド=高額」商法のワナ

「オーダーメイドだから高いのは当たり前」
そんな心理につけ込んだ“高級っぽいビジネス”も少なくありません。

もし本当の意味でオーダーメイドシューズを作るなら、
   •   無加重で足型を採取し
   •   足関節の状態を評価し
   •   それを数値化して製作する

これくらいのプロセスが必要です。
現状、そんなシューズを作れるメーカーはあるでしょうか?

本当に足を救うのは「正しい基準」

医学的な視点を持つインソール業界と、
商業優先のシューズメーカーが手を組まない限り、
真のオーダーメイドは実現しないでしょう。

両者は規模も価値観も違いすぎます。

だからこそ、私はこう提案します。

👉 米国NWPL社(北西足病学研究所)由来のインソールで足を整え
👉 その上で、最適なサイズの既成シューズを専門家が選ぶ(あなたが普段選ぶサイズより小さいハズ)

新品のうちは少し痛いかもしれません。
でも、それが健康で足が正しい形に戻る第一歩です。

「自分に合わせる」のではなく、「自分を整える」靴選びを。
それが、プロでもアマチュアでもテニスで怪我のない体づくりへの近道です。

西山克久
足の相談、インソール、シューズ、ラケット、SMITHサングラスの購入ご相談は予約制です。

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