16年間ほぼ毎日乗っている自転車のサドルに穴が空いてしまい、新しいサドルを購入しました。
実はこれで2個目。今回、色々と気づきがあったんです。
1週間前、最初に選んだサドルは「柔らかいクッションでお尻が痛くない」というキャッチーな売り文句に惹かれたもの。
ところが実際に乗ってみると真逆の結果でした。
お尻が安定せず、股関節に違和感。漕ぎにくく、前にも進まない。
――あぁ、やってしまった。
結局、硬いサドルに買い替えることに。
いつもお客様には「柔らかいシューズはダメですよ」と言っているのに…。
サドルもシューズも、考え方は同じでした。
そこで改めて怖いと感じたのは“言葉の力”です。
「柔らかい」「楽」という言葉が、僕の思考を完全に止めてしまっていました。
最近は、ネットで売ることを前提にしたメーカー思考が強まり、
正しい製品を作ることよりも、“売りやすい言葉”に合わせて製品を作る風潮があるように思います。
特にシューズ業界はその影響を強く受けています。
履きやすい
幅が広い
クッション性が高い
柔らかい
これらの言葉はすべて「楽」につながります。
しかし、本当のところは逆で、体に余計な負担をかけ、結果的に“楽”ではないのです。
シューズは、正しい作り方が何より大切。
売れる言葉に合わせて作るべきではありません。
――楽な言葉に、体は騙される。
シューズについてちゃんと学びたい方もぜひいらしてください。西山克久
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