教育的サポートが選手の役にたつ。

朝からアシックス東京本社へ行って参りました。

なんといっても東京2020をメインで支える企業ですから、開幕が近づいてきてなんとなく緊張感も漂う!

2020年7月〜10月にかけて発売される新商品が発表会されて感動してきました、2020は限定モデルも多数発表されますので、私のブログをお見逃しなく!

展示会では、製品の企画開発のキーマンの方とも情報交換をして、私なりの考えとアシックスさんの知見と技術を織り交ぜてより良いシューズになるようにお願いする場でもあります。

スポーツは誰にでも身近な存在になっていきます、その時負担を軽減して長くプレーしていただくには、シューズの進化は欠かせません、アシックスさんはいつもこうおっしゃいます「まだまだやりたい事はたくさんあります!」なんとも心強く、これからも一緒に多くのスポーツする人を支えていきたいと思います。

話は変わりますが、最近各社のエリート選手へのサポートについても変化を感じています、

スポーツメーカーさんの販売促進やプロモーションの部署には競技経験者が多く、どうしても選手に自社の製品を使っていて欲しい気持ちが、先走りしがちです、

結果的に応援、サポートという言葉にくるまれて、用品を提供という一方通行になっているように思います、

これからは「全国出てるから」、「プロだから」というだけで、無償で商品を提供してもらえる時代は緩やかに消えていくかもしれません、

個人的にメーカーさんが選手の為にして欲しいのは、教育的なサポートです。

シューズ、ラケット、ストリングが、パフォーマンスや怪我の予防においてどう作用するのか?

20年前なら、その役割をテニス専門店が担っていましたが、最近のトップクラスの選手はジュニア時代からクラブと担当コーチのサイクルの中でしか情報が入ってきていません、ともすると狭い世界の価値観の中でプレーしているように感じる時があります。

そこにメーカーさんの知見と技術を客観的な立場で広い視野から教育をしていくことが、選手にとって有益となるのは間違いありません。

モノよりコトサポート

なにも知らずに、大きすぎるシューズを履いて怪我をトレーニングで補うような矛盾は、少なくなるでしょう。

西山克久


コメントは停止中です。