「テニスシューズの寿命って、どれくらいですか?」
よく聞かれる質問です。
でも実は、“寿命”とは単にソールが減ることではありません。
本当に怖いのは、シューズ全体が少しずつ柔らかくなり、身体を支えられなくなることです。
例えるなら、砂浜の上に立っているような状態。
足元が不安定になり、シューズの中で足が微妙に動いてしまう。
すると身体は無意識にバランスを取ろうとして、膝や股関節を捻ったり、猫背になったりして耐え始めます。
もちろん、それは身体にとって良いことではありません。
ただ、その変化はあまりにも小さい。
だから多くの人は気が付けないんです。
でも、その“無理”は確実に蓄積していきます。
そしてある日、突然爆発する。
肉離れ、ぎっくり腰、アキレス腱断裂――。
「急に怪我をした」と思っていても、実は何年も前から始まっていたケースは少なくありません。
強く踏ん張るようになるので、ソールの減り方にも異変が出ます。
ここまで摩耗する前に、ぜひ買い替えてください。
おそらく、その半年前にはすでに寿命を迎えていたはずです。
スポーツ選手としての人生を変えてしまうような大怪我も、実は“足元の小さな変化”から始まっているのかもしれません。
だからこそ、感覚だけでシューズを選ばないこと。
そして、本当に正しいことを言ってくれる専門家を見つけておくことが大切なんです。
ただ、皮肉なことに――
エリート選手になればなるほど、そういう存在が身近にいないことも多いのですが。
西山克久
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