張り手が変わると違うのか違わないのか?

テニスに重要なのは、ガット張りです。

個人的にはラケットより大切だと思います、なぜならボールが直接触れる唯一の部分ですから。

プロの選手でもテニスを初めて一年未満の人でも、ガット張りの違いは不思議と判るものです。

「感じ」ですからレベルは関係ありません。

ところが世の中には何が気に食わないのか「今は電動で張るから違いなんて無い」と専門店での張りにこだわる人を揶揄する人がいます。

手動の機械張りだった30年前から、同様の人は居ました。

今はSNSがあるので、それについての論争を時々目にします。「昔から変わらないんだなぁ〜」と少し虚しくなります。

違いがあるか無いかなんて議論するだけ不毛です、価値観の違いですから、

同じマシーン、同じガット、同じテンション、同じレシピで張っても、人の手が変わると同じフィーリングにはなりません。

30年間ガット張り続けた私の結論です。
(大昔の西山)

皆様が、一生付き合える張り手に巡り会える様に祈っています。

西山克久


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