日別アーカイブ: 2016年11月6日

そのラケットのグロメット交換は本当に必要か?

ここ1,2年のことですが、なぜかグロメットの注文が増えています。

ずーっとなぜ?って疑問でした。

グロメットやバンバーは頻繁に交換しなければならないモノではありません。

昔はグロメットの品質も低くよく割れましたし、ナチュラルやソフトなマルチ系ストリングを張る場合には、それが原因で切れてしまうことがありましたが、またバンパー(ラケットのトップ部)が割れてフレームが保護できなくてフレームにヒビが入ってしまうこともありました。

今はグロメットの品質もストリングの表面コーティング品質も向上しましたので、張りをお受けする際、チェックをしてよほどの悪い状態では無い限りグロメットの交換を促すことはありません。バンパーが幅広く割れてフレーム本体がむき出しになればおススメしますが、オムニコートも増えてきましたのであまり見なくなりました。

(多少の破損は補強して張る事ができます)

それにしても増えているグロメットのご注文。その原因の一つが判りました。

初めてラフィノ船橋店にご来店のお客様。

「グロメットの交換をお願いしたいのですが」

所見では、交換する理由が判りませんでしたので、お尋ねしました。

「どうして交換したいのですか?」

「別のお店で、張れませんと断られたので」

その原因となる個所がここ。
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いやいや。、この個所の割れが原因でストリングが切れる可能性はマズありませんし、フレームに対しても負荷がかかる様な状況ではありません。

量販店さんだった様です。

たぶん、ポリ系の角切れが頻発し、それがグロメットの劣化だと定義されているでしょう、クレームを避けるためになるべくグロメットが古くなっているラケットの張り替えは受付をしないような方針になっているのでは?と推測します。

張り技術の差も関与するのかもしれませんが、グロメット破損が原因でストリングが切れたであろう現象を見た経験はここ数年殆ど記憶にありません、確かにポリの角切れはグロメットの劣化が一因ではありますが、その他にも打ち方の特徴だったり複合的な原因があると思います。

交換すべきかどうかは1本1本の状況判断となりますから専門スタッフが居ないショップでの判断は難しいのでしょう。

悩ましい問題ですが、お近くにテニス専門店があれば相談してみてくださいね。

ラフィノ西山克久。