日別アーカイブ: 2017年5月18日

硬式テニスやめてソフトテニス部はアリか?

本日は、硬式テニスとソフトテニスの関係作りについてのお話を。

テニススクールの充実もあっで小学生のうちから硬式テニスを始めた子供達が増えています。

そのうち何割かの子供達は本格的に試合に出る様になります。

中学受験のごとく、ほぼ毎日スクールなどで練習している子供も多いのでは?

ランキングやポイントに追われる様にもなります。

「勝ちたい!」って思い続けられる子はまだいいんでしょうけど、それが「勝たなきゃ」になるとプレッシャーになる。

小学生のうちは「しんどいなぁ〜」って自覚も薄いし嫌だってことを上手く大人に表現できない。

「勝たなきゃ」「一生懸命練習しなきゃ」いつのまにか大人たちの期待に応えなきゃってなってくると、心も体もしんどくなり、膝痛い、肘が痛い、肩がいたい、と怪我も多くなってくる?

正直、小学生で膝にサポーターをしてまでテニスするなんて異常だと思います。

治るまで好きなゲームでもして遊んだほうがいい。

心と体は繋がっているから。

ある親御さんからこんなお話しをしてくださいました。

「小学生の頃は毎日スクールで練習していて、毎週試合で遠征していたんですけど、5年生〜6年生の頃は体がボロボロで、でもなんとなく辞められなかったんです、中学生になったんですけど、硬式テニスはあっさり辞めていまはソフトテニス部に入りました。そうしたら見違える様に元気になって毎日笑顔で部活やってます。これで良かったと思って…」

公立の中学校に硬式テニス部がほとんど無いので、そこで悩む人が多いのですが、中学の2年ちょいソフトテニスを経験しておくのってアリです、もちろん全く違うスポーツや文化部に入るのもオススメ。

硬式テニスとソフトテニスの違いをざっくり言うと

硬式テニスは飛ぶボールをいかにコントロールするか!

ソフトテニスは飛ばないボールをいかに飛ばすか!

ソフトテニス経験者は本能的にボールを前に飛ばす能力が突出で高くなります。だからエゲツナイ豪球が打てる様になる。体の使い方ラケットの振り方も全然違うので100%硬式テニスの指導者やコーチには異論もあるでしょうが、ソフトテニスベースからの硬式テニスのスタイルを確立できたら、そこはブールーオーシャンなので面白い選手が育ちそう。

ボールが柔らかくて
思いっきりラケットをフルスウィングできて
大きな声をだせて

きっと心も体も癒されるんじゃないなか?

やったコトないけど。

まぁ硬式テニスでインターハイで優勝目指したり。全日本ジュニアを目指したりするなら違うんでしょうけど、そこへ行ける子供は僅か。

中学生になったらソフトテニス部やってみて、高校になったら硬式テニスに戻ってみたら相乗効果で意外と上手く行くかも。

根拠はないので責任はおえませんが(笑)

バックハンドの概念が全然違いますけど、それを除けばなんとか両立もできるかもしれない。(経験者の方がいたら教えてください)

途中で燃え尽きたり、プレッシャーに押しつぶされてテニスから離れてしまうより、社会人になって、結婚して子供ができて一生が終わるまでテニスが人生のパートナー的存在になれば最高。

生きてると悩んだり、苦しんだり、悲しいことがあったりしますけど、何が起きても「コートでボールを打てばすっきり忘れていつも前向きになれる!」、そんなテニスは最小人数で出来るこの世で最高レベルの魅力的なスポーツです。

『これから日本の社会は大きく変わります。』

テニスで一流大学まで推薦で入って流れで一流企業に入れたとしても、その後はテニスが上手いか下手かではなく、仕事が出来るヤツかどうかで評価されます。突然まったく違う価値観で生きていた人間との容赦の無い競争にさらされますからそこから新しいライフスタイルの確立が必要になるかもしれません。

最初から一流のテニスコーチを目指し競技テニスに没頭し、結果を出していくならアリだとは思います。そういう意味では日本にはテニススクールというビジネスモデルが定着しているし、今後テニスが少子高齢化社会が進む日本にどう貢献していくかを担ってもらえる人材になりうるかとも思います。

「せっかくここまでやって来たのに」
過去に囚われることなく、いつもいつもイマの瞬間にフォーカスして未来の生き方を決めて良い。

ソフトテニスの質問はラフィノに一人だけスペシャリスト沖本が居るので彼になんでも聞いてください。

ソフトテニスのことはオッキーに聞こう!
http://lafino-softtennis.officialblog.jp/

西山克久でした。