何年か前から、グローバルブランドのシューズメーカーの方々とは、話が噛み合わないと感じることが増えました。
最初は「私の考え方が古いのかな」と思っていましたが、最近になって、その理由が少し見えてきた気がします。
彼らが目指しているのは、「シューズメーカー」ではなく、「ファッションブランド」としての価値を高めること。
もちろんデザインやブランド力は大切です。しかし、その考え方が強くなり過ぎると、本来最優先されるべき「足を守る」「競技力を支える」という役割が後回しになってしまう危険があります。
契約アスリートは、製品開発のためのパートナーであると同時に、ブランドを広めるための広告媒体でもあります。そのため、見た目や話題性が優先される場面も少なくありません。
私は30年以上、テニス専門店で数え切れないほどの足やシューズを見てきました。
だからこそ、流行やブランドイメージよりも、「その人の足に合っているか」「怪我を防げる機能になっているか?」を最優先に考えています。
もし現在の流れが続けば、シューズはますます格好良く、魅力的になっていくでしょう。
その一方で、原理原則を忘れたようなシューズを履く人が増え、怪我に悩むアスリートも増えてしまうのではないかと心配しています。
スポーツにとってシューズは、ファッションではなく、危険から身体を守るための道具でもあります。
だから私は、これからもブランドではなく誰かに忖度すること無く「足」を見て、お客様に最適な一足をご提案していきます。
西山克久
足の相談コンサル、インソール、シューズ、ラケット、SMITHサングラスの購入ご相談は予約制です。
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