某店で足を計測してもらい、「24.5cmのシューズが合いますよ」と勧められた——
そんな経緯で、ある女性が大きめのテニスシューズを履き続けていたところ、膝に痛みを感じ始め、私の元にご相談に来られました。
実際にシューズを拝見すると…
「ああ、やっぱり。あのシューズとインソールですね」
最近増えている“幅広柔らか系”の典型的なパターンでした。
それにしても、どうしたら24.5cmになるのか…?
改めて無加重で足長を測定したところ、なんと21.3cm。
お客様が健康的にテニスが出来るシューズサイズは23.5cm程度が妥当です。
「幅広・大きめが良い」とされてきた、テニス業界に根強く残る常識——
これを変えるには、まだまだ時間がかかりそうです。
テニスシューズ選びの注意点 ✅
まずは、足のサイズを正しく理解すること。
そして、計測結果を鵜呑みにしないことも大切です。
おすすめは、ヒールカウンター(かかと部分)がしっかり硬いシューズ。
実はここ、足の安定性にとって最も重要な部位なのに、コスト削減で一番手を抜かれがちな部分でもあります。
テニスシューズに限らず、スニーカーも必ずかかとを触って、硬さとフィット感を確認しましょう。
なお、最近よく見かける“立ったままスッと履ける”タイプのシューズ、確かにかかとは硬いのですが、広がった形状のため横ぶれが起きやすいのが心配です。
理想は、「靴べらがないと履けないくらいしっかりしたフィット感(狭い)のあるシューズ」。
それこそが、足と膝腰を守る第一歩です。
西山克久
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