日別アーカイブ: 2018年7月18日

テニス中の低温やけどにご注意下さい。

これは放っておくと厄介な状況になる人が出てくるかもしれない。

猛暑になるちょっと前からチラホラご相談をお受けしていた症状です。

「西山さん足が熱くてシューズを履いていられない!」

ええー⁉︎

大袈裟じゃ無く焼ける様に熱くなって我慢出来ないレベルだとのこと。

中には足裏が軽く火傷状態になったって人も。

ちなみに全て女性が多いです。

皮膚が薄いからなのか?長時間テニスをする人が多いからなのか?

Twitterでフォロワー様達に聞いて見ると、我も我もと同じ様な回答をいただきました。どうやら多くの人が感じている現象の様です。

中には「ハードよりオムニの方が熱い様な?…」「オムニでも熱くなるコートとそうでも無いコートがあるような気がする」etc

そこで実際オムニコートの表面温度はどれくらいなのだろうとご協力をお願いしましたら、フォロワー様が計測してくださいました。感謝感激です❗️46℃!実はもう少し暑い時には50℃オーバーで計測不能になったそうです。

これは熱い。

本日お世話になっている皮膚科のF先生の病院に駆け込み状況を説明、お忙しいところ貴重なアドバイスを頂戴しました。

「低温やけどになる可能性が大いにありますね。」

えっっ!低温やけどって!?

「西山さん低温やけどの方が気づき難くて、とても重症化しやすんですよ、気がついた時には皮下組織が破壊されて手術が必要になることもありますから、大変なんですよね〜」

って!びびってきました。

ちなみに

40度で約6時間、44度で2時間、50度で2~3分で低温やけどを生ずる参照元ヘルスプレス

足の甲の部位は皮膚が薄く骨にも近いので危険だということですが、一番の問題は自覚症状が我慢できる程度で、進行が早い場合があるってことです。

どうしたものか?

ずーっと対応策を考えているのですが、思いつきません。

克服された人がおられたらコメントください。全国のテニスプレーヤー様にシェアさせていただきます。

白系シューズなら相当違うのかなぁ?

コートに水を撒く(焼け石に水か)

遮熱性の高いソックス(実験中)、たぶんですが薄いよりは空気や湿気を含む素材が良いのではと思っています、試したいソックスが一つあるので有効ならまたご紹介します。

つま先部分の紐をきつくしすぎない、でもかかとはしっかり締めて踵骨は固定する。紐をきつくしすぎると血流を妨げ熱が逃げ難くなるから。

休憩の時にシューズを脱ぐ、だからと言ってブカブカで履いてちゃだめですよ。

こんな注意を喚起して、皆様がテニスを控えると商売上がったりか?と別の恐怖に襲われますが、経験したことがない極暑でございますので、アウトドアでテニスをされる人は心に留めておいていただけると幸いです。

西山克久